課題名 |
27 水稲・小麦品質阻害病害虫の多発生要因と防除技術 (1) 斑点米カメムシの発生生態・被害予測の解明と防除技術の確立(ii) 発生予察・斑点米被害発生予測技術 |
研究機関名 |
青森県農林総合研究センター(黒石)
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研究分担 |
病害虫防除室
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研究期間 |
継H13~17 |
年度 |
2003 |
摘要 |
出穂後の日数と斑点米発生との関係をアカヒゲホソミドリカスミカメの放飼により検討した結果、14日後頃までの加害による斑点米の発生が最も多く、頂部斑点米が多いが、屑米となるものが多く、精玄米にすると残存率は半減する。冷害年であった平成15年では、登熟後半に割籾が多くなると鉤合部斑点米が多発するようになり、出穂後5週間後でも加害を受け、鉤合部斑点米の大部分は精玄米に残る。 現地圃場でのアカヒゲホソミドリカスミカメのすくい取り数と斑点米発生率との相関は低かった。 トウモロコシの花粉を誘引源とした花粉トラップ(粘着トラップ)による、アカヒゲホソミドリカスミカメの発生消長調査は、簡易で有用であるが、誘殺数がすくい取り調査に比べて少なく、今後、トラップの設置方法や色についてさらに検討が必要である。
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研究対象 |
水稲
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戦略 |
環境
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専門 |
虫害
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部門 |
水稲
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カテゴリ |
病害虫
害虫
小麦
水稲
凍害
とうもろこし
斑点米
斑点米カメムシ
防除
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