課題名 |
県北地域 |
研究機関名 |
岩手県農業研究センター
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研究分担 |
やませ利用
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研究期間 |
継H14~18 |
年度 |
2003 |
摘要 |
目的:本地方の小麦奨励品種について、気象との関連で生育の年次変動を調査し、作柄解析を行うとともに、生育に応じた技術指導の資とする。到達目標:(1)生産現場での生育に応じた技術対策の資とする。 (2)年次別予定成果成果:[13年度の生育経過](1)根雪日数は平年よりやや長い80日間であった(始め12/25-終り3/14、平年74日間) (2)生育期間中は概ね好天が続き生育期、出穂開花は良好であったが、登熟期後半~成熟期にかけて降雨日が断続的にあったため、成熟期がやや遅れた。一般圃場では成熟期の降雨により適期収穫ができず、品質低下要因となった。(3)各品種とも稈長・穂長・m2穂数とも過年次と比較して最も大きく、千粒重も大きかったことから多収となった。(4)病害虫の発生では、雪腐病は根雪日数が平年よりやや長かったものの発生は見られなかった。縞萎縮病はナンブコムギに発生が見られたものの発生程度は軽かった。うどんこ病の発生は少なく、赤さび病や赤かび病の発生は見られなかった。(5)倒伏はナンブコムギでやや程度が高かったものの穂発芽等は見られず外観品質は各品種とも良好であった。食糧事務所検査では各品種とも1等上~1等下であった。
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研究対象 |
小麦
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戦略 |
作物育種
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専門 |
栽培生理
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部門 |
麦
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カテゴリ |
育種
萎縮病
うどんこ病
害虫
小麦
品種
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