課題名 |
雑穀の粒形を活かした加工品の開発 |
研究機関名 |
岩手県農業研究センター
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研究分担 |
保鮮流通技術
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研究期間 |
完H12~15 |
年度 |
2003 |
摘要 |
目的:全国の中で岩手県は県北部を中心として、雑穀の生産が比較的盛んに行われている数少ない県である。しかし、これら雑穀の高付加価値化技術については、研究開発が実施されず、既存の加工品や玄穀での販売にとどまっている。そこで、ヒエ、アワ、キビ等の県内産雑穀を原料とした高付加価値ヒット商品のモデルを開発することにより、雑穀の有利販売の可能性を拡大し、雑穀生産拡大と加工販売促進を図る。到達目標:(1)県内で生産している雑穀の加工適性が解明される。 (2)新たな雑穀加工食品が開発される。(3)雑穀の粒形を活かした伝統加工食品が開発される。成果:(1)ヒエの膨化乾燥では、アワ・キビと比較して膨化特性が不安定で、穀粒水分、解放時圧力計指示値を同一設定した場合でも、未膨化粒の発生率が高い場合が生じることがある(保鮮流通2000)。(2)ヒエ(白干し、白蒸し、黒蒸し)の常圧蒸しは色彩変化が少ないが、20分程度の短時間では蒸しむらが生じやすい。また、黒蒸しヒエでは特有の香ばしさが強くなる(保鮮流通2000)。-3(保鮮流通2001)。
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研究対象 |
ヒエアワ
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戦略 |
食品
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専門 |
食品加工流通
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部門 |
その他作物
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カテゴリ |
あわ
加工
加工適性
乾燥
きび
高付加価値
生産拡大
ひえ
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