課題名 |
61.リンゴ産地におけるモモの安定生産技術の開発 |
研究機関名 |
秋田県農業試験場
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研究分担 |
経営計画部
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研究期間 |
新H15~16 |
年度 |
2003 |
摘要 |
目的:果樹産地の維持・発展には、消費者及び実需者のニーズにあった生産と販売体制の構築が不可欠である。そこで、鹿角産のモモを対象に、主要出荷先である卸売市場での評価と競争力を明らかにする。方法:主要卸売市場(東京都:淀橋・大田市場、神奈川県:横浜市場)の関係者を対象としたヒアリング及びアンケート調査を実施した。結果:1)品質については評価が高いものの、出荷量が少ないため、仲卸会社が購入しにくい現状にある。現状の品質を維持し、18玉(5kg箱入数)以上の大きいサイズはフルーツキャップを被せて出荷する必要がある。出荷量については現状の10倍程度までは充分取り扱える。また、大田市場において高単価が維持できるような産地になる必要がある。2)仲卸会社の鹿角産モモに対する要望をまとめると、出荷始めの他産地とのリレー、安定量の出荷、9月下旬までの出荷が求められている。目標とする糖度レベルは13度程度である。3)モモ産地を評価する場合の重要度は、「品質」が高く、次いで「出荷情報」、特に「あまさ」の重要度が高い。4)前述のAHP分析から、市場別の仲卸会社の特徴を整理したところ、淀橋市場では「あまさ」に対する重要度が高く、大田市場では「出荷量」に対する重要度が高い。
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研究対象 |
リンゴ
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戦略 |
園芸
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専門 |
経営
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部門 |
果樹
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カテゴリ |
あま
経営管理
出荷調整
もも
りんご
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