課題名 | 競争力強化のためのネギの低コスト生産技術と経営の確立 |
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研究機関名 |
茨城県農業総合センター農業研究所 |
研究分担 |
経営技術研究室 |
研究期間 | 完H14~15 |
年度 | 2003 |
摘要 | 目的:本県の重要な露地野菜作物であるネギ生産は、輸入の増加に伴い産地の発展が危惧されている。そこで、より競争力を高めるために、省力的生産技術を確立する。省力的生産技術として(1)溝施肥の開発、(2)農薬散布量削減技術、(3)培土作業の省力化技術を開発する。また、産地の生産構造改革のための指標として経営展開別モデルを提示する。成果の概要:(1)開発した溝施肥機の作業速度は0.3m/s、10a当たり作溝作業は0.8h/10a程度と、歩行型管理機を使用した作溝作業の30%程度に省力化できる。 (2)機械化によりオペレ-タを収穫作業に専従させることでコストが低減できる。コスト低減効果の高い機械の組合せは自走式収穫機1台に対して、半自動調製機3台である。 (3)簡易機械化体系、部分的な機械化体系、高性能機械による一貫体系の3体系のモデルの特徴を提示した。一貫体系では最も低コスト生産が可能である。 |
研究対象 | 野菜 |
戦略 | 園芸・農業機械開発 |
専門 | 農業機械、経営 |
部門 | 野菜 |
カテゴリ | 病害虫 機械化 機械開発 機械化体系 経営管理 コスト 収穫機 省力化 施肥 低コスト ねぎ 農薬 |