課題名 |
54.水田作栽培の高度化研究 (3)水稲・小麦の有機栽培実証試験 |
研究機関名 |
群馬県農業技術センター
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研究分担 |
作物グループ
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研究期間 |
止H2~15 |
年度 |
2003 |
摘要 |
目的:水稲・小麦の有機栽培実証試験を検証する。 計画:米糠、わら等を肥料として用いた有機栽培区と慣行区を比較。 期待される成果:稲麦における有機栽培の問題点を明らかにし、その対応策を検討する。得られた成果:これまで、有機栽培の水稲収量は慣行の10%程度減収、小麦収量は30%程度減収で推移している。本年の水稲は、7-8月は低温・寡照により生育に遅れがみられ、移植後40日調査では、有機栽培区の生育が特に劣っていた。また、最終的な桿長、穂数も有機区が劣っていた。出穂・成熟期とも有機区は慣行区に比べ遅れた。収量はほぼ同等であったが、タンパク質含量は有機区で高かった。米糠除草については代かき後2日処理ではある程度の効果があったが、処理時期が遅いと効果は低く、実用性は低かった。 成果の受け渡し先:県内稲麦2毛作地帯。残された問題点等:速効性の有機肥料の探索。
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研究対象 |
水稲、小麦
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戦略 |
土地利用型農業
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専門 |
栽培生理
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部門 |
稲、麦
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カテゴリ |
有機栽培
土づくり
肥料
病害虫
小麦
除草
水田
水稲
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