高精度検出診断技術等を駆使したチューリップ健全種球根生産システムの開発

課題名 高精度検出診断技術等を駆使したチューリップ健全種球根生産システムの開発
研究機関名 富山県農業技術センター
研究分担 花き課
研究期間 完H13~15
年度 2003
摘要 目的:県下のチューリップ産地では、土壌伝染性の難防除病害(条斑病、微斑モザイク病および球根腐敗病)の被害が拡大しており、産地の発展を大きく左右する岐路にある。この危急的状況を打開するため、飛躍的な病害制御技術の確立が強く求められている。そこで、いかに健全な種球根を維持増殖し、健全圃場を確保して被害を回避するか、あるいは早期に発生を察知し的確な対応策を講じるかという点に注目して技術研究の急速な深化を図り、かつこれらを融合した実践と応用が可能な健全種球根生産システムを構築する。得られた成果:チューリップ病害虫の診断と防除法、品種ごとの微斑モザイク病の病徴、品種抵抗性等を収録したデータベースを作成した。本データベースはブラウザソフト上で容易に閲覧できる。 チューリップ条斑病発病株から、屈曲したひも状のウイルスが特異的に検出される。本ウイルスに対する抗血清を用いたTBIA法やELISA法により、本病を診断できる。
研究対象 チューリップ
戦略 園芸
専門 病害
部門 花き
カテゴリ 害虫 診断技術 チューリップ データベース 抵抗性 品種 防除

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