繁殖和牛の簡易な飼料給与技術の開発

課題名 繁殖和牛の簡易な飼料給与技術の開発
研究機関名 長野県畜産試験場
研究分担 肉用牛部
研究期間 完H12~15
年度 2003
摘要 えのき茸廃培地を飼料原料として再利用し、低コストで省力化の可能な繁殖和牛用混合飼料とその給与方法を開発する。 コ-ンコブミ-ルを使用したえのき茸廃培地(乾燥品)の成分は、粗蛋白8.8%、粗脂肪2.3%、NFE46.8%、粗繊維21.0%、粗灰分8.8%であり、黒毛和種繁殖雌牛3頭を用いて、全糞採取法によりえのき茸廃培地の消化率を調査した結果、粗蛋白質33.3%、粗脂肪56.5%、NFE49.8%、粗繊維49.2%で、維持期のTDNは39.4%と推定された。維持期の黒毛和種繁殖雌牛の養分要求量を勘案して、えのき茸廃培地を用いたペレット状混合飼料を作製し飼養試験を実施した結果、繁殖成績については両区に大きな差はなく、ほぼ1年1産が達成された。また、血液成分値については両区とも正常値の範囲内であったが、試験区のβカロチン濃度は対照区の1/2程度であった。分娩1か月前の体重の増加は試験区、対照区とも同様に推移し、分娩直後の体重の減少は両区とも約40kgで差はなかったが、授乳期の体重減少は試験区が対照区に比べ大きくなる傾向にあった。さらに、対照区は分娩後6か月で体重が増加に転じたのに対し、試験区は7か月で、その回復も緩やかな傾向にあった。
研究対象 肉用牛
戦略 畜産
専門 飼養管理
部門 牛
カテゴリ 乾燥 飼育技術 省力化 低コスト 肉牛 繁殖性改善

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