未利用資源を利用した乳牛TMR給与試験

課題名 未利用資源を利用した乳牛TMR給与試験
研究機関名 滋賀県農業総合センター畜産技術振興センター
研究分担 大家畜生産技術担当
研究期間 継H14~16
年度 2003
摘要  新たな農業基本法は循環型社会への移行やゼロエミッション社会の構築を目指している。また、「食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律」が施行され、食品加工残さのリサイクル化が求められている。これらの食品製造副産物は飼料価値が高く、飼料資源として期待できる。そこで今回、これらの未利用資源を有効的に利用できるTMR(混合飼料)の給与を乳用牛において実施する。調製TMRの保存方法の検討:未利用資源として、豆腐粕、ラーメン屑を乾物の約40%含むTMRを調製し、室温でビニール袋に密封保存した。TMR調製後1、3、7、14日のPHと乳酸および酢酸含量について測定した。 未利用資源TMR乳牛給与試験:試験には乳量が30~40kgの経産牛4頭を用い、給与するTMRの栄養水準はTDN73%、CP14%とした。乾物の約40%(豆腐粕20.34%、ラーメン屑9.53%、菓子屑9.73%)を未利用資源で代替した試験区と、未利用資源を用いない対照区を設け、試験は馴致1週間、試験期間3週間を1期とする反転試験法により実施した。調査項目は体重、乾物摂取量、乳量、乳質および血液生化学検査とした。 夏場において、密封保存したTMRはPHが調製時の5.07から2週間の保存で3.91まで低下した。また、酢酸の増加はみられず、乳酸含量が2.5倍に増加し、安定した品質が得られた。未利用資源TMR乳牛給与試験では、試験期間中、試験区と対照区の間で乾物摂取量に差はなく、体重の減少は認められなかった。また、乳量、乳質についても両区の間に差はなく、未利用資源による乾物の4割程度の代替が可能な事が示唆された。
研究対象 乳用牛
戦略 畜産、環境、食品
専門 飼養管理
部門 牛
カテゴリ 加工 飼育技術 乳牛 未利用資源

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