新しい近江しゃもの造成

課題名 新しい近江しゃもの造成
研究機関名 滋賀県農業総合センター畜産技術振興センター
研究分担 バイテク環境担当
研究期間 継H14~16
年度 2003
摘要 本県が造成した近江しゃもは平成2年に交配様式が決定されているが、生産者からは肉の旨味、きめの細かさの向上による更なる高品質化を望む声がある。そこで近江しゃもの消費拡大を目指し、食感や食味向上を目的とした新しい近江しゃもの造成に取り組む。今年度は母系に横斑プリマスロック種(産肉性、肉味に優れている)、名古屋種(肉味に優れている)、ロードアイランドレッド種(産卵性、肉味に優れている)の3品種を用いた2元鶏の雌3種にシャモの雄を交配し、3元鶏3種を作出する。 2元鶏の産卵率はRBが62.1%と高く、次いでBN53.0%、BR42.5%となった。 50%産卵到達日齢はRBが167日となったが、RBとBRはそれよりも約2週間遅くなった。 種卵の対受精ふ化率BNが94.4%はと高く、次いで、BR91.3%、RB89.9%となった。 3元鶏の初生ヒナの体重は、RBが46.5gと大きく、次いでBR44.6g、BN42.0gとなった。またRBとBR、RBとBN、BRとNBでそれぞれ1%水準で有意な差が見られた。 3元鶏の羽毛の特徴は、BNとBRが雄の頭部に白斑が現れ、雌には出なかった。
研究対象 肉用鶏
戦略 畜産
専門 飼養管理
部門
カテゴリ 飼育技術 消費拡大 品種 良食味

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