課題名 |
タンパク質組成の簡易測定法の開発 |
研究機関名 |
京都府農業資源研究センター
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研究分担 |
基礎研究部
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研究期間 |
完H13~15 |
年度 |
2003 |
摘要 |
米が含む2種類のタンパク質顆粒(プロテインボディ;PB)の組成の改善を指標とする京都府産米の良質・良食味栽培法を確立することを目的とし、米に含まれるPBの簡便な測定方法を検討する。遺伝子工学研究室で確立した従来のPB分析法における分析精度を維持し、分析時間が短縮可能で、泳動後の複雑な操作を簡略化する簡易PB分析法の確立を目指した。サンプルをセットする簡便性、電気泳動の操作性は「プレキャストゲル」を用いることで改善された。更に新しい染色液を用いることで、染色の手間と時間を短縮出来た。また、デジタルカメラ型の画像解析装置を用いると、乾燥操作が不要になり、従来法で2日間以上かかった「電気泳動からゲルの読込」を1日に短縮出来た。簡易法を従来法と比較したところ、PB-I, IIの含有量、PB-Iの含有率に大きな差がないことが判り、両方法は同等の分析精度を示すと判断した。
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研究対象 |
水稲
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戦略 |
作物育種
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専門 |
育種
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部門 |
稲
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カテゴリ |
育種
簡易測定
乾燥
水稲
良食味
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