| 課題名 |
豚ふん中の銅・亜鉛の低減と良質堆肥の生産・利用技術 |
| 研究機関名 |
京都府畜産技術センター
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| 研究分担 |
経営指導部
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| 研究期間 |
完H14~15 |
| 年度 |
2003 |
| 摘要 |
目的:豚ふん中には、他の家畜ふんに比べて銅・亜鉛が高濃度で含まれており、豚ふんを農耕地へ投入した場合の銅・亜鉛の蓄積及び作物に対する過剰障害が懸念されており、豚ふんを原料とする堆肥の利用が伸び悩む原因となっている。そこで、豚ふん堆肥のイメージを払拭させることを目的に、施用実証を行うこととし、銅・亜鉛含量を低減した豚ふんを用いて製造した堆肥を枝豆用の黒大豆に施用して生育に及ぼす影響について検討した。 計画: (1) 試験期間 平成13年6月13日~10月31日 (2) 試験区分 銅・亜鉛低減豚ふん区、無処理豚ふん区、無堆肥区 (3) 供試作物、ほ場面積:黒大豆(品種:新丹波黒)1区当たり6m2(3m×2m)×2反復 (4) 耕種概要:播種方法 6月13日に条間130cm、株間45cm(1区当たり21株:1,750株/10a)に2粒点播後、1本仕立てにした。 施肥量:堆肥(銅・亜鉛低減豚ふん、無処理豚ふん)各3t/10a施用、基肥:合計成分量 N:1.2kg/10a、P2O5:13.8kg/10a、K2O:1.2kg/10a、追肥:P2O5:3.4kg/10a 成果の概要: (1) 黒大豆は、播種後5日目から発芽し、その後5日間ですべての区で100%発芽した。 (2) 発芽後、全区とも順調に生育したが、ヨトウが発生し一部の株に被害。防除することにより拡大防止。その後、カメムシが発生したため防除したが、炎天下のため一部に薬 害が生じた。8月2日に開花期を迎え、その後は順調に生育し、10月31日に収穫調査した。 (3) 1株当たり総重量、着莢総数、総莢重及び平均一莢粒数は、試験区分による差はほとんどなく、全区とも、銅並びに亜鉛の過剰による作物の障害は見られなかった。 残された問題点:長期に豚ぷんを施用することによる農地の銅・亜鉛の蓄積と作物への影響を実証する必要がある。
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| 研究対象 |
ふん尿利用
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| 専門 |
環境
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| 部門 |
豚
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| カテゴリ |
カメムシ
施肥
大豆
播種
品種
豚
防除
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