花き類の高精度生育制御技術の開発

課題名 花き類の高精度生育制御技術の開発
研究機関名 奈良県農業技術センター
研究分担 生産技術
研究期間 新H16~18
年度 2003
摘要 目的は、切花ギクの適期出荷、切花バラの省力化と増収、鉢花・花壇苗の高付加価値化のため、より精度の高い生育制御技術を開発することである。1.切花ギクの適期出荷と切花バラの省力化・増収を目指した生育制御技術の開発を行った結果、小ギクの8月咲き品種について、2ヵ年のデータ蓄積を完了した。8月咲き品種の開花調節効果の年次変動と、気象変動に左右されにくい9月咲きおよび年末出荷作型での開花調節の可能性を検討する必要がある。切花バラにおける4種類のせん定方法を比較検討し、将来的に有望な22品種についての品質評価を行った結果、せん定法の違いが生育・収量におよぼす影響を調査するため、栽培3年目(2回目せん定後)のデータ収集の必要がある。さらに,随時品種更新を行いながら、有望品種ならびに新品種についての調査を続行する。17種類の生分解マルチについてキク栽培への実用性を比較検討したが、生分解性マルチは開発途上であり、キク栽培により適したマルチの検索を続行する必要がある。2.高付加価値型鉢花・花壇 苗の商品化にむけた生育制 御技術の開発では、炭酸ガス施用と窒素成分調整は生育を促進するとともに、観賞期間を長くすることができ、高付加価値型鉢花の商品化に有効な技術であることを確認した。さらに,灌水給液中の溶存酸素濃度調節の生育促進効果を確認した。生育促進処理された鉢花では観賞時の品質保持能が低下する傾向が見られることから、現在生産現場で行われている従来の生育・開花制御技術が観賞時の品質に及ぼす影響を検討し、新しい視点から鉢花の高付加価値化に向けた技術を再構築する必要がある。花壇苗で培養土と定植土の組み合わせによるモデル試験により、活着程度が異なることを確認した。また、環境緑化試験において、14品種のヒワマリで播種時期と開花時期との関連性を確認するとともに、数品目の花壇苗で悪環境下での耐性を確認した。今後需要増大の見込める、屋上緑化やウォーターフロント等の特殊環境下での緑化用途を前提に試験を進め、定植時の活着促進処理と、実用化に向けた様々な培養土と定植土との組み合わせによるマッチングテストを行う必要性がある。
研究対象 キク、バラ、シクラメン
戦略 園芸
専門 栽培生理
部門 花き
カテゴリ きく 高付加価値 栽培技術 シクラメン 出荷調整 省力化 新品種 播種 ばら 品質保持 品種

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