課題名 |
中山間地域対応技術開発 |
研究機関名 |
奈良県農業技術センター
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研究分担 |
高原農業振興センター
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研究期間 |
継H14~17 |
年度 |
2003 |
摘要 |
目的は、大和高原地域の特産野菜の育成と開発造成畑への導入及び、直売所に対応できる特産品目の育成を図る。また、省力的な圃場管理技術を開発することである。1.造成畑への導入作目拡大と省力安定生産技術・苗質の改善では、機械移植栽培の品目拡大(スイートコーン、ブロッコリー等)活着促進の効率化が図れた。作目・作期の拡大とセル苗の苗質の改善が必要である。2.アスパラガスの安定生産技術では、最適な立茎管理及び栽植密度を確認した。3.エンバクとの輪作によるダイコンのキスジノミハムシの防除では、圃場におけるエンバクとの輪作がキスジノミハムシによる被害程度を低減させる効果を確認。エンバクすき込みで土壌中キチナーゼ活性が上昇した。幼虫を対象とした阻害物質の同定及び活性評価を行い、地上部被害回避技術を解明する必要がある。4.ホウレンソウの安定生産技術では、種子に高濃度溶存酸素水処理することにより発芽が促進された。圃場での効果を確認する必要がある。5.地域の気候条件を生かした良食味高品質野菜「寒熟野菜」生産では、低温期のホウレンソウは露地栽培が栄養・食味・機能性に優れていた。消費者・流通業者に好まれるホウレンソウ生産技術の確立が必要である。
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研究対象 |
共通
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戦略 |
園芸
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専門 |
栽培生理
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部門 |
野菜
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カテゴリ |
アスパラガス
機能性
だいこん
中山間地域
ブロッコリー
防除
ほうれんそう
圃場管理
良食味
輪作
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