課題名 |
大和野菜ブランド創出技術の開発 |
研究機関名 |
奈良県農業技術センター
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研究分担 |
生産技術
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研究期間 |
継H7~17 |
年度 |
2003 |
摘要 |
目的は、イチゴは主として品種育成により、他の野菜類は食味・内容品質向上技術の確立により、大和野菜のブランド確立を図ることである。1.イチゴ新品種育成では、有望系統(系統番号:12-23-1)について現地適応性試験を行った。全栽培期間を通して安定した果実糖度を示し、栽培者間の食味のばらつきも少なかった。新系統は果形がばらつくこと、酸味が少ないこと、アスカルビーと比較し収量性が劣ることが明らかになった。2.食味・品質評価法の確立では、サトイモの粘りはクリープメーターにより計測できた。抗酸化活性は2種のラジカル消去活性測定法により確認できた。イチゴの食味評価法は未確立。抗酸化活性評価法は品種間差等を検出可能な分析精度に高める必要がある。3.良食味・高品質品種の検索では、イチゴの糖組成に品種間差があることを確認した。サトイモ品種に粘りの強弱があることを明らかにした。秋どりブロッコリーにSOD様活性・catalase活性が見られた。品種間差異を明らかにする必要がある。
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研究対象 |
イチゴ、サトイモ
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戦略 |
作物育種
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専門 |
育種
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部門 |
野菜
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カテゴリ |
育種
いちご
くり
さといも
新品種育成
ばら
評価法
品種
ブロッコリー
良食味
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