| 課題名 |
微量栄養素(ミネラル等)利用による高品質牛肉の生産技術の確立 |
| 研究機関名 |
和歌山県農林水産総合技術センター畜産試験場
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| 研究分担 |
大家畜部
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| 研究期間 |
継H14~17 |
| 年度 |
2003 |
| 摘要 |
目的:最近人の健康面で注目されている亜鉛は、培養細胞レベルで、マウス由来の脂肪前駆細胞の脂肪細胞への分化を促進することが報告されている。そこで、実際の肥育牛に有機亜鉛製剤を給与することにより肥育成績への影響を調査し、高品質牛肉の生産を検討した。計画:黒毛和種去勢牛8頭を使用し、亜鉛添加区4頭、対照区4頭の2区を設定し、硫酸亜鉛メチオニン製剤を肥育中期~後期(15~26か月齢)の間、濃厚飼料中に0.2%添加した。成果:1)飼料摂取量は前期から亜鉛添加区の方がDM、TDN、CPともに多かったが、亜鉛製剤を添加し始めた中期に亜鉛添加区の飼料摂取量がより増加した。2)試験開始時及び前期末の平均体重は、亜鉛添加区の方が対照区より各々約20kg、約30kg小さかったが、亜鉛製剤添加を始めた中期から平均体重が逆に亜鉛添加区の方が大きくなり、亜鉛添加区は出荷月齢が約2か月間早いものの対照区と差がなかった。3)平均増体量は前期では亜鉛添加区より対照区の方が大きかたものの、中期になると中期になると亜鉛添加区125.5kgで対照区77.8kgと亜鉛添加区の方が対照区より有意に大きくなり、全期間の平均増体量も亜鉛添加区365.0kgで対照区344.5kgより良好な成績となった。4)平均DGについても増体量と同様に、前期では亜鉛添加区が対照区より劣ったものの、中期では亜鉛添加区0.73で対照区0.50と有意な差がつき、全期間の平均DGでも亜鉛添加区が0.75となり対照区の0.64より良好な成績だった。5)飼料要求率は、DM、TDN、CPともに前期では亜鉛添加区より対照区が優れていたものの、中期以降は増体成績等を反映して亜鉛添加区の方が対照区より良好な成績となった。6)枝肉成績は、歩留面の平均枝肉重量、ロース芯面積で対照区の方が亜鉛添加区より若干良く、肉質面ではBMSナンバー、BCSナンバー等で亜鉛添加区の方が若干良かったものの有意な差はなかった。 成果の受け渡し先:平成16年3月末の日本畜産学会第103大会で発表、当県の研究報告に発表する予定、また、農家での実証試験を実施し、県内肥育農家に普及する予定。残された問題点等:第1回目試験で使用した硫酸亜鉛メチオニン製剤が生産中止となったため、濃度の高い製剤を使用して第2回目試験を実施している。平成16年11月に終了予定。
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| 研究対象 |
牛
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| 戦略 |
畜産
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| 専門 |
飼養管理
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| 部門 |
牛
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| カテゴリ |
飼育技術
出荷調整
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