| 課題名 |
県内育成温州の早期普及を図る施肥法および育苗法の開発 |
| 研究機関名 |
広島県農業技術センター
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| 研究分担 |
果研
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| 研究期間 |
継H13~17 |
| 年度 |
2003 |
| 摘要 |
1 県内育成品種の特性に応じた施肥法の開発 1) 樹体栄養生理の解明 「広島果研7号」および「石地」の結実後の樹勢低下を防止するために,せん定,摘果による樹冠上部の着果制限処理を行った。その結果,「広島果研7号」では樹冠上部60cmの1年枝切返しせん定により,2か年とも樹勢強化に有効で収量とSM果比率と果実の外観は無処理区と同等であった。 一方,「石地」では,樹冠上部60cmのせん定とジベレリン処理で収量および果実品質等が良好であり,樹勢強化法として有望であることが示唆された。 2) 樹勢の維持・強化のための施肥体系の確立 「広島果研7号」および「石地」の樹勢強化に必要な年間施肥窒素量及び施肥時期を解明するために,所内及び現地の高接ぎ樹及び若木を用いて,2001年10月中~下旬より処理を開始した。 (1)「広島果研7号」の施肥法の開発 施肥時期は樹冠拡大に影響を及ぼし,秋全量区のように9月の葉中窒素濃度が上限値3.2%以下で収量が増加すると,中玉果率と着色が向上し糖酸が高くなった。一方,施肥量を県基準量より多くした場合は樹容積は拡大したが,収量の安定と品質の向上に結びつかなかった。(2) 「石地」の施肥法の開発 施肥法の違いは,処理3年目の果実品質に大きな影響を及ぼさず,県基準以上の施肥量で夏肥重点の施肥を行うことで,収量が安定する傾向がみられた。減肥による葉柄中の窒素濃度の低下は,果実品質や収量に悪影響があると考えられた。 (3)「広島果研7号」及び「石地」の優良結果母枝の形質解明 「広島果研7号」では長さ15~20cmの春枝母枝で着花と結実が安定し新梢の発生数が多く,M級以上の大きさになり,減酸が早く良食味で着色の早い果実が着生しやすかったが,夏枝では結実性と果実形質の両方が優れる母枝はなかった。 一方,「石地」では,春枝母枝は20~30cm,夏枝母枝は20cmの長さで着果率が高かった。母枝の形質による果実品質の違いは顕著でなかった。2苗木運搬の軽量化と未収益期間の短縮を図る育苗法の開発 1) 培地の軽量化技術の開発 軽量培地の表面に保水シートを1枚被覆すると,資材費は約15円高価になるが,かん水回数が23%削減でき,苗木生育を約1.3倍促進し,培地上層の細根量を多くできた。 軽量培地で育成した温州ミカン2年生苗を肥料袋ごと抱え運搬する作業は,マサ土培地育成苗に比べて平坦地では30%作業時間が短縮でき,労働負担も強労働から中労働へ軽減できた。 2) 生育促進技術・施肥法の開発 不織布被覆ハウスは資材費が36%安価であったが,気温がビニルハウスよりも低く,地上部の生育量に対して地下部の生育量が劣った。 「石地」2年生苗木に窒素成分20gの被覆肥料を施用し軽量培地で育苗する場合には,5月上旬から10月下旬まで毎週1回の割合で窒素を含む液肥を散布することで葉数と葉面積の増大に有効であった。
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| 研究対象 |
温州みかん
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| 戦略 |
園芸
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| 専門 |
土壌肥料
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| 部門 |
果樹
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| カテゴリ |
肥料
育苗
温州みかん
施肥
高接ぎ
土壌管理技術
品種
良食味
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