インターネットを用いた農薬使用履歴管理手法

タイトル インターネットを用いた農薬使用履歴管理手法
担当機関 (独)農業・生物系特定産業技術研究機構 北海道農業研究センター
研究期間 2002~2006
研究担当者 伊藤淳士
喜多孝一 
発行年度 2003
要約 農薬の使用履歴管理をインターネット上で行うシステムを開発した。農薬使用基準等の 表記は、生産者組織ごとや作物ごとに異なるため、それらの記述を XML を用いて変換すること により、共通のシステムで取り扱うことを可能とした。
キーワード 栽培履歴、農薬、XML
背景・ねらい 食の安心、安全への関心の高まりを受けて、各種の作物で栽培履歴の記帳運動が行われている。 生産者は、適正な栽培管理を行い、それを記録として残す必要がある。殊に農薬に関しては、各 種の基準を遵守した使用が強く求められている。
JA等の生産者組織が独自に栽培指針を策定し、その基準に基づいた栽培を義務付ける例が増 えてきているが、すべての生産者の農薬使用履歴を作物ごとの基準に照らし合わせて検査するこ とは容易ではない。そこで、各農薬使用基準の管理や、農薬使用適正の検査を支援する技術を開 発する。また、インターネットを活用することにより管理の集中化を図る。
成果の内容・特徴 1.農薬使用履歴の管理をインターネット上で行うシステムを開発した。本システムは、農薬使用履歴の記帳、管理、農薬使用基準データの閲覧、検索、農薬使用基準データに基づいた農 薬使用の適正チェックなどを行う機能をユーザに提供する。ユーザは、ウェブブラウザを用 いて本システムを利用する(図1)。
2.農薬使用基準は生産者組織ごとに、あるいは作物ごとに異なる様式で記述されているため、 それらを共通の仕組みで処理することは難しい。そこで、それらを XML(eXtensible Markup Language)を用いて、統一したフォーマットで記述することにより、各データを共通したシ ステムで処理することを可能とした(図2)。
成果の活用面・留意点 1.一般的に使用されている多くのプログラム開発環境が XML 形式を解析するエンジンを持っているため、作成した XML 形式の農薬使用基準データは、各種のプログラミング言語で容 易に処理することが可能である。また、市販の表計算やデータベース等のソフトウェアなど との連携も簡単に行うことができる。
2.農薬使用基準の XML データは、農薬の登録情報に変更が生じた場合などは、随時更新する 必要がある。
3.本システムは、Perl による CGI プログラム群であるため、運用にあたっては Perl が動作可 能なウェブサーバを準備する必要がある。
カテゴリ 病害虫 栽培技術 データベース 農薬

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