タイトル | パーティクルガンによる形質転換アスパラガスの作出法 |
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担当機関 | 広島県立農業技術センター |
研究期間 | 1995~1995 |
研究担当者 |
入船浩平 甲村浩之 重本直樹 森川弘道(広島大 理学部) |
発行年度 | 1996 |
要約 | パーティクルガンによるアスパラガス培養細胞の形質転換法を開発した。不定胚形成細胞および球状胚では、遺伝子銃の加速圧力の調節により効率的な遺伝子導入が可能である。 |
背景・ねらい | アスパラガスの難防除病害である茎枯病は、抵抗性を示す近縁種がなく、十分な防除法も確立されていない。そのため、抵抗性遺伝子導入による新植物育成技術の開発が必要である。パーティクルガンによる遺伝子導入法は、細胞壁を持つ細胞に直接遺伝子導入が可能なため、材料の適用範囲が広い。アスパラガスでは既に多芽体や不定胚からの安定した植物体再生系を確立しており、パーティクルガンを用いた形質転換法を確立する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 本成果はアスパラガスの不定胚培養系を利用したものであるが、同様な培養系を持つ他の作物にも適用可能であると推定される。 今後、選抜条件などを検討し、形質転換効率を向上する必要がある。 |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 アスパラガス 抵抗性 抵抗性遺伝子 防除 |