タイトル | 土壌処理農薬が土壌微生物バイオマスと微生物活性へ及ぼす影響評価 |
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担当機関 | 兵庫県立中央農業技術センター |
研究期間 | 1994~1996 |
研究担当者 |
清水克彦 牧浩之 |
発行年度 | 1997 |
要約 | 殺菌剤類(フルスルアミド、フルアジナム、PCNB)を標準の10倍量施用すると、土壌の微生物バイオマスの指標となるATPが低下する。また、標準量の施用でも連用(5年10作)により、土壌の微生物バイオマスと微生物活性の指標となるAECの低下が認められる。 |
背景・ねらい | 農薬の安全性を追求する社会的要求は、ますます強くなっている。農薬を使用する上では、農作物の安全性とともに環境への負荷を極力小さくすることが求められている。そのための第一段階として、畑地に土壌処理される農薬による微生物バイオマスへの影響を、生化学反応の普遍的なエネルギー伝達物質であるATP(アデノシン三リン酸)を指標に調査した。またADP、AMPも測定し、アデニレートエネルギーチャージ(以下AEC)をAEC=ATP+0.5ADP/ATP+ADP+AMPとして求め微生物バイオマスの生化学的活性を調査した。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 今後農薬の施用法について環境面から考え直す知見となる。 |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 キャベツ 除草剤 土壌処理 農薬 薬剤 |