タイトル | 新型トウガラシマイルドモットルウイルス系統のトバモウイルス抵抗性遺伝子L4を打破する因子 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター |
研究期間 | 2005~2006 |
研究担当者 |
津田新哉 神田絢美 大西純 濱田博幸 源田佳克(日本園研) |
発行年度 | 2006 |
要約 | 新型トウガラシマイルドモットルウイルス(PMMoV)系統の外被タンパク質に認められる2残基の変異アミノ酸は、Capsicum 属植物が保有する既知のトバモウイルス抵抗性遺伝子L1~L4の機能を打破する因子である。 |
キーワード | ピーマン、臭化メチル、モザイク病、抵抗性遺伝子、トウガラシマイルドモットルウイルス、新型ウイルス系統 |
背景・ねらい | Capsicum属植物にはトバモウイルスの感染に対して過敏感反応により抵抗性を示すL遺伝子群(L1~L4)が知られている。トバモウイルスに対して最も広範囲の抵抗性を示すL4抵抗性遺伝子を保有するピーマン(Capsicum annuum L.)品種にウイルス様モザイク症状が発生した。本病原ウイルスは、何れのL遺伝子を保有するCapsicum属植物であっても全身感染する新型トウガラシマイルドモットルウイルス(PMMoV)系統であり、L1~L4遺伝子の各抵抗性に対応して区分されるウイルスの病原型では未知となるP1,2,3,4と断定された。そこで、本新型ウイルス系統(以下、L4BV)の全ゲノムを解析し、L3およびL4遺伝子保有ピーマンに感染できない本邦標準型PMMoV-J(病原型P1,2)のゲノムとの塩基置換実験により、L4BVのL遺伝子群の機能を打破するウイルス因子を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
カテゴリ | 病害虫 抵抗性 抵抗性遺伝子 抵抗性品種 とうがらし ピーマン 品種 防除 モザイク症 |