メロンつる割病(レース1、2y)の防除対策

タイトル メロンつる割病(レース1、2y)の防除対策
担当機関 北海道立花
研究期間 1999~1999
研究担当者 中住晴彦
田中民夫
発行年度 1999
要約 ハウス汚染土壌、保菌種子、保菌・発病苗、汚染育苗土がメロンつる割病(レース1、2y)の伝染源に成り得るので、総合的な対策を講じる。種子伝染には、メロン種子の乾熱処理が有効であり、土壌伝染には、太陽熱処理、土壌消毒剤および抵抗性台木が有効である。
背景・ねらい 近年、北海道で多発しているメロンつる割病菌レース1、2yに起因するメロンつる割病の発生実態、発生生態を明らかにし、本病の防除法を確立する。
成果の内容・特徴
  1. 1993年に北海道の一地域で発生したメロンつる割病菌レース1、2yは、1999年現在で3支庁15市町村に分布を拡大した。レース0は、北海道のほぼ全域、レース2は一地域に分布する。
  2. メロンつる割病菌レース1、2yは、ハウス土壌、メロン種子、メロン苗および育苗に用いた土壌から分離される。
  3. メロンつる割病菌レース1、2yを対象としたメロン種子の乾熱処理として、75℃で10日間の処理が有効である(表1)。
  4. 太陽熱処理(稲わら2t/10a、石灰窒素100kg/10a、土壌含水率33.6~36.8%、マルチ・ハウス密閉の二重被覆、80日間処理)はメロンつる割病(レース1、2y)の防除に有効である(表2)。
  5. 太陽熱処理に当たり、マルチの周囲を殺菌土(無病土)で押さえ、密封処理を行うことは、殺菌効果を向上、安定させる上で有効である。
  6. 土壌消毒と抵抗性台木は、それぞれメロンつる割病(レース1、2y)の防除に有効であるが、無処理区で抵抗性台木に発病がなく、土壌消毒と抵抗性台木の組み合わせ効果を確認できない(表3、4)。
成果の活用面・留意点
  1. 伝染源を考慮した総合的な対策を講じる。
  2. メロン種子を乾熱処理するときには、発芽率および生育などへの悪影響がないことを確認しつつ実施する。乾熱処理種子は好適条件で催芽させ、発芽率を向上させる。

平成11年度北海道農業試験会議成績会議における課題名及び区分
課題名:メロンつる割病(レース1、2y)の防除対策(普及奨励)
図表1 212166-1.gif
図表2 212166-2.gif
図表3 212166-3.gif
図表4 212166-4.gif
カテゴリ 病害虫 育苗 台木 抵抗性 土壌消毒 防除 メロン

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