タイトル | 新生子牛の胎便成分の特性と初乳中β-カロテンの役割 |
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担当機関 | 北海道農業試験場 |
研究期間 | 2000~2000 |
研究担当者 |
野中和久 久米新一 大下友子 |
発行年度 | 2000 |
要約 | 子牛の胎便成分は粗蛋白質と粗脂肪の割合が高いが、繊維成分、マグネシウム、鉄は非常に少ない。初乳中β-カロテン含量が少ないと6日齢の子牛の血漿中β-カロテン濃度が低くなり、β-カロテンの不足が子牛の軟便・下痢状態の発生に関与している可能性がある。 |
背景・ねらい | 新生子牛の生存率は飼養管理の改善などにより向上しつつあるものの、疾病が原因で生じる子牛の増体率の低下などは現在でも乳牛の生産性低下をもたらす要因の一つである。新生子牛は健康維持に必要な栄養成分を妊娠末期には胎盤経由で、また出生後は初乳経由で摂取しているが、母牛から新生子牛への栄養成分の移行については未解明の部分が多い。そこで、新生子牛の健康維持と子牛の胎便・血液成分、母牛の初乳成分の関係を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
平成12年度北海道農業試験会議成績会議における課題名及び区分 課題名:新生子牛の胎便成分の特性と初乳中β-カロテンの役割(研究参考) |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ | 飼育技術 乳牛 |