タイトル | リンゴ由来のMdPISTILLATA (MdPI) 遺伝子の機能解明 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所 |
研究期間 | 2004~2006 |
研究担当者 |
和田雅人 工藤和典 別所英男 小森貞男(岩手大) 松本省吾(岐阜大) |
発行年度 | 2006 |
要約 | リンゴ由来のMdPI遺伝子は、花べんと雄ずいの形成を制御するクラスB遺伝子の機能を持ち、またリンゴの花べんと雄ずいでの特異的な発現の制御機構が種を超えて保存されている。 |
キーワード | MdPI、単為結実、リンゴ、ABCモデル、ホメオティック変異 |
背景・ねらい | リンゴの単為結実品種は花器官にホメオティック変異がみられ、花べんががくに、雄ずいが雌ずいに変化する(図1)。この花器官変異は、花器官形成のABCモデルで花べんと雄ずいの形成を制御するクラスBの機能を持つリンゴMdPI遺伝子の機能欠損により生じることが明らかになっているが、MdPI遺伝子と単為結実性との関連は不明である。そこで、リンゴにおけるMdPI遺伝子の機能を解明するために、モデル植物シロイヌナズナのpi変異体を用いた回復実験、ゲノムの調節領域のプロモーター活性の同定、およびin situハイブリダイゼーション法による発現部位の特定をおこない、MdPI遺伝子とリンゴの単為結実性との関連性を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | 品種 りんご |