タイトル | てんさい直播栽培技術の改善 |
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担当機関 | 十勝農試 |
研究期間 | 1998~2002 |
研究担当者 |
稲野一郎 有田敬俊 平石 学 白旗雅樹 |
発行年度 | 2002 |
要約 | 直播てんさいの出芽率85%以上を確保するための砕土条件は20mm以下の土塊径割合を90%以上とし、播種後の鎮圧を狭幅鎮圧輪とする。ビートハーベスタの作業速度は粘質土壌用の掘取り刃で1.5m/s以下、石礫地用では1.7m/s以下とし、移植より掘取り刃の作用深を深くする。直播狭畦栽培による増収効果は糖量で二倍体品種が7%、三倍体品種は3%であり、この時の最適栽植密度は二倍体品種で10,000本/10a、三倍体品種で9,000本/10aである。狭畦栽培時に防除通路(無播種畦)を設けても減収率は1%である。 |
キーワード | てんさい、直播、狭畦栽培、収穫損失、狭幅鎮圧輪、防除通路 |
背景・ねらい | てんさい直播栽培では、従来から砕土性不良土壌や干ばつの影響による出芽率の低下や移植用に開発されたビートハーベスタによる収穫損失の増加などの問題があり、直播栽培技術の改善が現場から強く求められている。また、増収技術として欧州で普及している畦幅45cm~50cmの狭畦栽培が道内でも普及しつつあるが、適応品種、栽培様式は明らかになっていない。そこで出芽率向上のための砕土方法と播種時の鎮圧法を検討する。また、収穫損失も少なくする収穫技術を提案する。さらに、狭畦栽培の栽培様式、品種適応性を評価する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
図表5 | |
図表6 | |
カテゴリ | 病害虫 狭畦栽培 直播栽培 てんさい 播種 品種 防除 |