| タイトル |
ぶどう「サニールージュ」のジベレリン処理の適期と方法 |
| 担当機関 |
石川県農業総合研究センター |
| 研究期間 |
1996~1997 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1997 |
| 要約 |
ぶどう「サニールージュ」は、60%開花時から100%開花2日後の間と満開10~20日後の間の2回、ジベレリン25ppmで花房(果房)浸漬処理することで、商品価値の高い無核果房が得られる。また、省力化を図るため2回目の処理は散布処理しても、浸漬処理とほぼ同等の果実品質が得られる。
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| 背景・ねらい |
ぶどう「サニールージュ」は第8回系統適応性検定試験(系適)の中で、品質良好であると認められ、平成9年に登録された新品種である。この品種はジベレリン処理を行わなければ、果粒肥大が劣るとともに着粒が不安定となるので、系適では満開時と満開10日後の2回、ジベレリン25ppmで花房(果房)浸漬処理を行ってきた。ここでは、ジベレリン処理の適期と、より簡便に行える方法について検討する。
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| 成果の内容・特徴 |
- 1回目処理が60%開花時から100%開花2日後の間であれば、300g以上の果房重となり着粒密度も4粒/cm以上となる。また、無核率は各処理時期とも100%であった(表1)。 平均1粒重は100%開花時処理が6.3gと最も大きくなるが、60%開花時から100%開花2日後の間の処理であれば5g以上の果粒となる(図1)。
- 2回目処理時期が満開30日後になると、着色、糖度が満開10日後、20日後処理に比べ劣る(表2)。
- 2回目処理をジベレリン25ppmで散布処理すると、果房重は浸漬処理と比べやや小さくなるが、その他の果実品質については大差はみられない。しかし、散布処理の濃度を12.5ppmにすると、果房重、一粒重がさらに小さくなる傾向がある(表3)。
- 以上のことから、1回目の処理を60%開花時から100%開花2日後の間にジベレリン
25ppmで花房浸漬し、2回目の処理を満開10日後から20日後の間にジベレリン25ppmで果房浸漬することで、商品価値の高い無核果房が得られる。また、省力化を図るため、2回目の処理はジベレリン25ppmで散布処理することも可能と考えられる。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 本品種の普及には必要な技術であり、その指標として有効である。
- 現在、ジベレリンの本品種に対する適応拡大が求められているが、未登録である。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| カテゴリ |
省力化
新品種
品種
ぶどう
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