| タイトル |
被覆資材による夏秋タイプ小ギクの開花調節 |
| 担当機関 |
富山県農業技術センター |
| 研究期間 |
1997~1997 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1997 |
| 要約 |
夏秋タイプの小ギクにおいて、穴あきポリフィルム被覆(昇温)による開花遅延および遮光資材被覆(降温)による開花促進により、切り花品質を損なうことなく約1週間程度の開花調節(遅延・促進)が可能である。
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| 背景・ねらい |
富山県における8月出し小ギクの栽培は、露地で行われており天候に左右され易く開花期が安定していない。このため、安定した継続出荷が難しく、価格の暴落や経営の不安定化を招いており、開花調節技術の確立が強く望まれている。 そこで、被覆資材を利用し昇温・降温を図ることによる開花調節技術を開発する。さらに、各生育ステージの温度と開花期および切り花品質との関係を明らかにする。
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| 成果の内容・特徴 |
- 開花の遅延には花芽分化から発らいまで穴あきポリフィルムの被覆(昇温効果)、促進には発らいからの遮光資材の被覆(降温効果)が有効である(表1、2)。
- 穴あきポリフィルム(穴あき率5%)の被覆は、栄養生長期間中の生育が旺盛で切り花長が長く、節数が増加する(表2)。
- 穴あきポリフィルムの長期間の被覆および花芽分化から発らいまでの期間の高温管理は、開花を平均採花日で最大4日遅らせ得る(表2)。
- 遮光資材の被覆は、比較的温度を低く管理でき、30%程度の遮光では品質に及ぼす影響も少ない(表1、2)。
- 遮光資材の定植から発らいまでの被覆以外は、開花が平均採花日で最大3日促進できる(表2)。
- 両資材とも被覆を長期間行うと花房に若干の乱れが見られる(表2、図)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 被覆資材の被覆は、畝下まで完全に被覆する。
- 被覆資材が植物体に触れた状態になると葉焼けを起こすので注意する。
- 遮光資材には、降温効果のある資材を選定する。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| カテゴリ |
経営管理
栽培技術
出荷調整
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