「豆腐粕・米ぬか」混合飼料による乳用種肥育技術

タイトル 「豆腐粕・米ぬか」混合飼料による乳用種肥育技術
担当機関 新潟県農業総合研究所
研究期間 1996~1998
研究担当者
発行年度 1999
要約 乳用種去勢牛の肥育において、豆腐粕と米ぬかで濃厚飼料の約20%を代替した飼料によって、穀類配合飼料と同等の増体及び枝肉成績が得られる。乾物及び養分摂取量は「豆腐粕・米ぬか」混合飼料給与によって高くなる傾向がみられ、牛の第一胃内性状及び血液性状も適正である。
背景・ねらい 輸入牛肉との競合による価格低下に伴い、乳用種肥育経営の収支が悪化している。肥育牛の生産コストの大きな部分を占める飼料費を低減し、かつ輸入肉にまさる上位等級肉を生産するため、食品製造副産物を肥育飼料として有効利用する技術を開発する。
成果の内容・特徴
  1. ホルスタイン種去勢牛16頭を用いて前期、中期、後期各20週間肥育し、22ヶ月齢で出荷した。試験区の濃厚飼料は豆腐粕で乾物比前期20%、中期15%、後期10%、米ぬかで全期間5%代替えした(表1)。
  2. 肥育期間中の増体は試験区と対照区に差はないが、乾物摂取量、TDN摂取量は中期以降、試験区が対照区より多い傾向にある(表2)。
  3. 肥育各期における第一胃内性状及び血液成分は両区に大きな差はみられない(表3)。
  4. 枝肉成績について、枝肉重量、ロース芯面積は試験区で大きい傾向がみられたが有意な差はなく、肉質評価についても差はない(表4)。
  5. 以上のことから豆腐粕と米ぬかで濃厚飼料の20%程度を代替えしても、肥育牛の生理機能や養分摂取量、増体及び枝肉成績に影響はなく、地域資源を有効活用できる
成果の活用面・留意点
  1. 乳用種肥育において豆腐粕や米ぬかを有効利用できる。交雑種の肥育にも参考となる。
  2. 豆腐粕及び豆腐粕混合飼料の品質が飼料摂取量に影響するので、品質管理については既往の成果情報を参考に十分留意する。
図表1 214408-1.gif
図表2 214408-2.gif
図表3 214408-3.gif
図表4 214408-4.gif
カテゴリ 経営管理 コスト 出荷調整

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