| タイトル | ベーリング海におけるサケの分布と起源 |
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| 担当機関 | 独立行政法人さけ・ます資源管理センター(本所) |
| 研究期間 | 2057~2086 |
| 研究担当者 |
ます資源管理センター) 浦和茂彦(さけ 東屋知範(北海道区水産研究所) |
| 発行年度 | 2004 |
| 背景・ねらい | 日本系サケ(=シロザケ)は海洋を広く回遊し,主にベーリング海で摂餌して成長すると推定される.海洋の環境収容力や気候変動がさけ・ます類の生産に与える影響が懸念されることから,2002年よりベーリング海と周辺海域で,さけ・ます国際共同調査(BASIS)が開始された.本研究では,ベーリング海に生息するサケの系群毎の分布特性と資源量を明らかにするため,トロール網を用いた分布調査で漁獲されたサケの起源を,遺伝的系群識別法と耳石標識で調べた. |
| 成果の内容・特徴 | 2002年8月21日から9月18日にかけて,ベーリング海の38定点(51-59N, 172E-162W)で水産庁調査船「開洋丸」による表層トロール曳網(1時間)を行った.サケは,北緯51度以北の広い海域で漁獲され(図1),97%が未成魚であった. 電気泳動法でタンパク酵素20遺伝子座における遺伝子型を決定し,環太平洋サケ基準群(128集団)を用いて最尤法により海域別にサケの系群組成を推定した.その結果,全調査海域でアジア系(ロシアと日本起源)サケが卓越していた(図2).推定された系群組成に基づき,系群毎のCPUE(トロール曳網1時間当たりの漁獲個体数)を比較した(図3).アジア系サケは調査海域に広く分布するが,その豊度は東部海域で高い傾向を示した.北米系群の分布は東部海域に偏っていた.調査海域において,サケ未成魚のバイオマスに占める割合は,日本系47%,ロシア系34%,北米系19%と推定された. 耳石標識を調べたところ,日本産サケ3個体とロシア産サケ2個体がベーリング海の180度以東海域でみつかり(図4),遺伝的系群識別による推定結果を裏付けた. |
| 成果の活用面・留意点 |
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| 図表1 | ![]() |
| 図表2 | ![]() |
| 図表3 | ![]() |
| 図表4 | ![]() |
| カテゴリ | モニタリング |
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