| タイトル |
ミカンキイロアザミウマが原因するミディトマトの金粉症果(仮称) |
| 担当機関 |
福井県農業試験場 |
| 研究期間 |
1999~1999 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1999 |
| 要約 |
ミディトマトにおける金粉症果は、金色の微小な斑点が密集して金粉が降りかかったような外観になるもので、ミカンキイロアザミウマが果実を吸汁して表皮直下細胞が空洞化することが原因である。ミカンキイロアザミウマの防除にはDDVP乳剤等が効果を示す。
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| 背景・ねらい |
ミディトマトは、本県における独自ブランド品目として市場に定着し、野菜農家経営の高度化や新規産地の育成に貢献している。しかし、金粉症果の発生が数年前からみられるようになり、出荷率を著しく低下させる場合がみられる。そこで、金粉症果の発生原因を明らかにし、防止対策技術を確立する。(表1)。
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| 成果の内容・特徴 |
- 金粉症果は、金色の微小な斑点が密集して、金粉が降りかかったように見えるもので、着色前の未熟果では透明感のある銀粉症状として観察される。また、金粉症状は、果実全体に発生するが、果実ヘタ部および果実どうしの接触部周辺に発生が多い特徴がある(図1)。
- 金粉症果にはミカンキイロアザミウマの発生がみられ、その金粉症果を無症状の果実にポリ袋内で接触させておくと、全ての果実に金粉症状が発生し(表2)、果実接触部を丸く残して周辺に発生する特徴的な症状がみられる。また、未熟果にも銀色の同様な症状が再現される(図1)。さらに、金粉症状が再現された果実には、いずれもミカンキイロアザミウマの存在が確認される。
- 金粉症状として見られる金色の微小な斑点は空洞化した細胞で、表皮直下の細胞層に存在し、オレンジ色の果皮を通して金粉症状に見えるものである。また、金粉症果に類似した症状を発生させる白い結晶が集積した細胞(霜降果)によるものとは区別できる(図2)。
- ミカンキイロアザミウマの防除薬剤として、DDVP乳剤、エマメクチン安息香酸塩乳剤等が効果を示す(表2)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- ミカンキイロアザミウマは春から初夏に発生が多いので、半促成栽培では生育初期の発生に注意する。
- 表2の薬剤はトマトのミカンキイロアザミウマに未登録である。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| カテゴリ |
病害虫
経営管理
出荷調整
トマト
防除
薬剤
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