| タイトル |
高発育能力系統豚の厚脂防止対策 |
| 担当機関 |
富山県畜産試験場 |
| 研究期間 |
2000~2000 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
2000 |
| 要約 |
発育が極めて速く厚脂になりやすい系統豚に対しては、肥育前期の脂肪蓄積を抑制する低TDN・高タンパク質飼料(肥育前期:TDN66%-CP18.5%、後期:TDN66%-CP16%)の給与が有効であり、発育を損なうことなく厚脂を防止することができる。
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| 背景・ねらい |
近年、系統豚やSPF豚等においては、豚日本飼養標準('98年版)における肥育豚の期待増体量を大きく上回る1㎏以上の高発育を示しており、日本飼養標準に準じた飼料給与では脂肪蓄積量の増加が懸念されている。そこで、このような豚に対して発育を損なわずに厚脂防止に有効な飼料中のエネルギーおよびタンパク質水準について検討した。
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| 成果の内容・特徴 |
系統豚「タテヤマヨーク」去勢豚を用い、肥育前期(生体重30~70㎏)および後期(70~110㎏)の豚に、飼料中のエネルギーおよびタンパク質水準が異なる9種類の飼料を不断給与し、飼養成績および背脂肪厚への影響を調べた(表1)。
- 低TDN・低タンパク質飼料(TDN66%,前期CP13.5%-後期11.0%)の給与により、肥育 前期において発育遅延が認められるが、その他の飼料では増体日量が1㎏以上の高発育を示した(表1)。
- 低TDN・低タンパク質飼料の給与により、飼料要求率は高くなる傾向にある(表2)。
- 低TDN・高タンパク質飼料(TDN66%,前期CP18.5%-後期16.0%)の給与による背脂肪 増加量の抑制効果は、特に肥育前期において期待できる(図1)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- SPF豚など、発育性が極めて高く脂肪が蓄積しやすい肉豚については、低TDN高タンパク質飼料の給与により、高い発育性を損なわずに背脂肪増加量を抑制することができる。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
豚
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