歩行型条桑刈取機に装着する桑搬送台座

タイトル 歩行型条桑刈取機に装着する桑搬送台座
担当機関 埼玉県蚕業試験場
研究期間 1995~1995
研究担当者
発行年度 1995
要約 桑の収穫作業の省力化を図るため、最も普及している条桑刈取機に簡易に装着できる搬送台座を開発した。本機の装着により桑の刈取~圃場外搬出までの収穫作業時間は、人力刈取+人力搬送の20%に短縮され、作業強度も大幅に軽減される。
背景・ねらい 現在、本県養蚕業の中核を担う収繭階層1~3トンの養蚕農家における桑の収穫は歩行型条桑刈取機の利用が主流である。この歩行型条桑刈取機は桑の刈取能率は大幅に向上するものの、刈取以後の圃場外搬出、トラックへの積込等の蚕に給与するまでの多くの作業が依然として人力に依存しており、規模拡大の隘路となっている。
そこで、収穫桑の圃場外搬出作業について、現在最も普及している歩行型条桑刈取機を改造することなく簡易に装着できる搬送台座を開発し、桑収穫作業の省力化を図る。
成果の内容・特徴
  1. 本機は、市販されている歩行型条桑刈取機(7ps) に装着可能な鋼管製の台座で、条桑の積載量は100~150kgである。(図)
  2. 本機は、畦長 30m程度の多植桑園の春蚕期の収穫桑1畦分が積載できるため、1畦収穫する毎に、圃場外に予め設置したトラックまたは桑集積場所まで走行し、積込または集積する。
  3. 本機の多植桑園(畦間1.3m×株間0.5m)における春蚕期条桑1t当たりの収穫作業時間は、1人作業時で刈取20分、結束39分、積載 9分、転回 5分で刈取から圃場外搬出まで73分となり、人力刈取+人力搬送の場合を 100とした指数で20、機械刈取+人力搬送を 100とした指数で50と大幅な省力化が図られる。(表)
  4. 本機は、台座面が地上高 100cmまで上昇し、晩秋蚕期における中間伐採収穫にも対応できる。
  5. 空走時(桑未積載時)には台座が刈取機本体側へ折り畳めるため、比較的狭い場所でも走行が可能である。
成果の活用面・留意点 本機は、市販の歩行型条桑収穫機に無改造で装着が可能であり、速やかな普及が期待される。また、本機による作業は1人作業で行うことが基本であるが、2人組作業として1人がトラック等の運搬車を操作することにより、作業能率はさらに向上する。
図表1 214951-1.gif
図表2 214951-2.gif
カテゴリ カイコ 規模拡大 桑 収穫機 省力化

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる