| タイトル |
培地吸着ろ紙法を利用したホルマリン消毒効果の簡易判定方法 |
| 担当機関 |
埼玉県蚕業試験場 |
| 研究期間 |
1995~1998 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1995 |
| 要約 |
こうじかび病菌分生胞子を付着させた培地吸着ろ紙を用いて、カイコへの添食試験を行うことなしに、カイコ核多角体病ウィルスに対するホルマリン消毒効果を簡易に判定する。
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| 背景・ねらい |
養蚕農家で発生する蚕の伝染病は核多角体病がその大部分を占めており、ホルマリンによる防除が行われている。この場合消毒効果の判定は、カイコを用いた添食による生物検定が行われており、簡易な判定方法が求められている。 そこで、こうじかび病菌の検定法として実用化された培地吸着ろ紙に、こうじかび病菌分生胞子を付着させた試料を用い、ホルマリンの核多角体病ウィルスに対する消毒効果との関連性を調査し、簡易な消毒効果の判定方法を開発する。
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| 成果の内容・特徴 |
- 100,000個/mlの濃度のこうじかび病菌分生胞子を、ツァペックドックス液体培地に懸濁後、ろ紙(生産ろ紙 №63G 50×50mm)に吸着させて自然乾燥し、胞子付きろ紙」を作製する。(図1)。
- 「胞子付きろ紙」を蚕室等の各箇所に設置し、消毒24時間後に回収して、33℃で3日間ビニール袋内で培養後、菌の生育の有無により消毒効果の判定を簡易に行う。
- こうじかび菌(Asp.flavus-oryzae系統 S-85株)は、0.01%ホルマリン添加培地で生育し、0.02%で生育が抑制される菌株を供試する。
- 「胞子付きろ紙」と「核多角体病ウィルス混入蚕糞」の2試料を用いて、同時にホルマリン散布を行うと、こうじかび病菌に対する殺菌効果と核多角体病ウィルスに対する不活化効果はほぼ同程度である(表2)。
- 「胞子付きろ紙」は室温に放置すると60日間発芽能力を保持している(表1)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 「胞子付きろ紙」の利用によって、核多角体病ウィルスに対する消毒効果を、カイコによる添食試験を行うことなしに簡易に判定することができる。
- カイコへの感染を考慮し、回収時にろ紙の設置地点を70%エタノールで消毒する。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
病害虫
カイコ
乾燥
防除
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