| タイトル |
精揉工程におけるファジィ分銅位置制御法の効果 |
| 担当機関 |
静岡県茶業試験場 |
| 研究期間 |
1996~1996 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1996 |
| 要約 |
精揉工程において、茶温と電気抵抗値に基づくファジィ推論による分銅位置制御法と、熟練製茶技術者の判断による従来法で荒茶品質の比較を行った結果、当該工程が大きく影響する形状の評価は3点識別法および順位法の何れの審査によっても有意な差はなく、ファジィ制御法の有効性が検証された。
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| 背景・ねらい |
熟練製茶技術者の不足に対処するため、センサの利用と知能化した製茶機械の開発が不可欠である。茶温と含水率を反映した電気抵抗値の経時的変化に基づき、精揉機の分銅位置を決定するファジィ分銅位置制御法(以下、「ファジィ制御」と呼ぶ。)と熟練製茶技術者が行う従来法(以下、「従来法」と呼ぶ。)による茶との比較を行い、分銅位置、異なる原料への適応性、及び荒茶の品質から制御法の有効性を検証する。
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| 成果の内容・特徴 |
- ファジィ制御法は電気抵抗値、茶温の入力信号に基づいて分銅位置を変更する2入力1出力の制御である(図1)。分銅制御ルールはIF~THEN形式のファジィプロダクションルールとする。メンバシップ関数は、熟練者の経験則を採用し(図2)、推論方法は、Max-Min論理積、確定演算方法は重心法とする。
- 初期含水率の異なる中揉葉(36~52%DB)を原料にしたファジィ制御法と従来法とにおける精揉工程中の分銅位置の比較では、投入直後を除き、分銅位置の差異は少ない(図3)。
- 荒茶の形状評価について、3点識別法により両者の比較を行った結果、中揉早出し葉(52%DB)の場合を除けば、評価に有意な差はなく(表1)、また、順位法による比較によっては形状の差が識別できず(データ省略)、ファジィ制御法の有効性が確認された。
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| 成果の活用面・留意点 |
- ファジィ制御法は、従来の精揉工程にセンサによる制御機能を組み込むことで、機械規模に関係なく利用できる。
- メンバシップ関数は標準的な熟練者の経験則を採用している。しかし、地域性や対象とする茶種の違いによって変更が必要である。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| カテゴリ |
茶
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