| タイトル |
キク切り花の水中切りにともなう水揚げ阻害要因と対策 |
| 担当機関 |
愛知県農業総合試験場 |
| 研究期間 |
1996~1997 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1996 |
| 要約 |
キク切り花を水中切りする場合、問題となるのは、キクの汁液中のポリフェノール関連物質による汚染で水揚げが著しく阻害されるとともに、日持ちも劣ることである。水揚げ阻害は、界面活性剤の添加により回避することができる。
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| 背景・ねらい |
JA愛知渥美町で建設中のキク自動選花ラインでは、効率的に水揚げさせるため、水中で茎を切断する水中切りを行う。このため、水揚げ水は、茎の切断汁液等により汚染され、水揚げを阻害することが予想される。 そこで、汚染水による水揚げ阻害の要因を明らかにするとともに、その対策を確立する。
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| 成果の内容・特徴 |
- キク茎の磨砕により作製した汚染水で、水揚げは著しく阻害される。汚染指標を660nmの透過率で表し、透過率80%で水揚げ量は約50%まで低下する(図1)。透過率85%の汚染水を保留粒子径の100、20、0.8μmの各フィルターでろ過し、ろ液により水揚げさせたところ、0.8μmでも水揚げは約60%に低下する(図2)。
- 汚染水による水揚げにより、日持ちは、1/4~1/5程度に劣る。
- 汚染水に10分浸水するだけで、その後の水揚げは阻害される(図3)。
- キクのポリフェノール含量を測定したところ、茎に約1%、葉に約5%含まれている。ポリフェノール関連物質による水揚げ阻害では、カテキンにより著しく水揚げが阻害される(図4)。
- 水揚げ阻害対策としては、界面活性剤(ポリオキシエチレンラウリルエーテル、PLE)の添加が効果的である。凝集剤(硫酸アルミニウム)の添加による上澄み液では、水溶性物質により水揚げの阻害が認められ、効果はない(図5)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 切り花を水揚げする場合に使用する水は、清潔なものを用意する必要がある。
- 今回、予定されている自動選花ラインの水揚げ方法の参考とする。
- 微生物による水揚げ阻害については今後検討する予定である。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| 図表5 |
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| カテゴリ |
きく
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