高冷地夏秋切りバラのハイラック方式による高品質生産

タイトル 高冷地夏秋切りバラのハイラック方式による高品質生産
担当機関 岐阜県高冷地農業試験場
研究期間 1994~1996
研究担当者
発行年度 1996
要約 高冷地の夏秋切りバラ栽培において、新しい整枝法であるハイラック方式とすることで、切り上げ方式に比べ切花長の長い切花が増加し、高品質生産ができる。
背景・ねらい 高冷地の夏涼しいという気象条件を生かした夏秋切りバラは、高品質の切り花が出荷できることから、その栽培が増えている。しかし、その生産者は切りバラ栽培の経験が浅く、慣行の切り上げ方式では長い切花が採花できない等、生産者間に品質の差が大きく問題となっている。
そこで、ハイラック方式(細く短い枝は基部から折り曲げて同化葉とし、長い枝は元切りで採花する。)により、高冷地夏秋切り作型の高品質土耕栽培技術を確立する。
成果の内容・特徴
  1. 新たに発生するシュートの内、40cm未満の短い枝は、蕾が大豆粒大になった時点で摘蕾し、元から折り曲げて、同化葉として活用する。
  2. ハイラック方式とすることで、65cm以上の長い切花が多くなり、逆に45cm未満の短い切花が少なくなる(表1)。
  3. ハイラック方式は、月別の切花本数の変動が小さく、収穫期の集中を少なくできるとともに、ベーサルシュートの発生が多くなる(表2、表3)。
  4. 採花は、常に腰の高さとし、元切りとすることで、採花位置を低く抑えられる(表3)。
  5. 春の第一シュートの整理法は、発生するシュートをすべて折り曲げるのではなく、一部の長いものを残すことで初期の切花本数が増加し、月別の採花本数のむらが少なくなる(表4)。
成果の活用面・留意点
  1. 高冷地の夏秋切りバラ産地に適用する。
  2. 必要な同化葉が確保できたら、不要な枝は切り落とす。
  3. 通路側に伸長してきた枝は、適当な長さに切り戻す。
  4. 秋の収穫終了後に、折り曲げた枝を切り戻し、枯枝を切除し、誘引しなおす。
図表1 215336-1.gif
図表2 215336-2.gif
図表3 215336-3.gif
図表4 215336-4.gif
カテゴリ 栽培技術 出荷調整 大豆 ばら

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