| タイトル |
畜産排泄物堆肥中のアンモニアによる発芽阻害の回避法 |
| 担当機関 |
群馬県畜産試験場 |
| 研究期間 |
1997~1998 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1997 |
| 要約 |
畜産排泄物由来の堆肥の発芽阻害原因のほとんどは水溶性アンモニウムである。その量の簡易推定とほ場の土壌中の水分量とから、アンモニウムによる発芽阻害を起こさない上限施用量が予測できる。
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| 背景・ねらい |
堆肥施用により発生する問題の一つに発芽障害がある。この原因を解明し、その対応策をたてることにより、有機物リサイクルの推進を図る。
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| 成果の内容・特徴 |
- 県内の家畜排泄物由来の堆肥について、種々の抽出倍率での発芽試験と成分分析をおこなった。堆肥はアルカリ性で、電気伝導度や水溶性アンモニウム濃度と関係する発芽遅延、水溶性アンモニウム濃度と関係する発芽阻害と植物体の損傷が観察されたが、他の項目との関係は明瞭でなかった。
抽出倍率を高めると、いずれの堆肥でも検液中のアンモニア態窒素0.1%以下で発芽阻害や植物体の損傷を回避でき、0.025%以下では発芽遅延も回避された(図1)。これらの結果はアルカリ性のアンモニア化合物でも同様であった(図2)。
- 堆肥中の水溶性アンモニウム濃度は、平成9年度成果情報「透視度とホルモル窒素による堆肥の簡易熟度判定」に示したホルモル滴定窒素の約60%(図3)であった。ほ場10aの深さ10cmの土壌中の水分量は約30tであり、これらから計算すると発芽阻害や発芽遅延を回避する堆肥の施用可能量は表1のように提案できる。
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| 成果の活用面・留意点 |
- この方法は現場で短時間に測定でき、牛ふん、豚ふん、鶏ふんの種類を問わず利用可能である。水溶性アンモニウムは試験紙で測定してもよい。
- 堆肥と土壌の間に交互作用がないと仮定し最大施用量を計算しているが、土壌のpHや陽イオン交換能は影響が予想される。
- 実際の施用量は、施用目的や各養分供給能を含め、それぞれの要因から判断した施用量の中の最小値とする。作物病害が熟度と関係する場合は、それを優先する。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| カテゴリ |
鶏
豚
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