宅配便を利用して輸送した豚人工授精用精液の生存性

タイトル 宅配便を利用して輸送した豚人工授精用精液の生存性
担当機関 山梨県畜産試験場
研究期間 1997~1999
研究担当者
発行年度 1997
要約 豚人工授精用精液の宅配便による精液配布システムを確立するため、輸送中の│精液の温度、輸送後の精液の活力検査を行ったところ良好な成績が得られた。
成果の内容・特徴
  • 5℃保存:精液と等温度(約35℃)で希釈後直ちにポリボトルに入れ、アルミホイルを巻きさらに子供用紙オムツで包んだ。包装した希釈精液は、ビニール袋に希釈精液と同温度の水(400ml)を入れたものと一緒に発泡スチロール箱(一重)に納め、クール宅配便で当場間の輸送を行った。到着した精液は直ちに5℃の冷蔵庫に移し保管した。
    15℃保存:5℃保存と同様に希釈した精液は直ちに15℃の恒温器に移し15℃に冷却した。その後5℃保存と同様に包装した希釈精液は、二重の発泡スチロール箱の内箱に15℃の保冷剤を入れ、さらに外箱に冷凍した保冷剤と共に入れ梱包した。輸送は通常温度の宅配便で行った。到着した精液は直ちに15℃の恒温器に移し保管した。
  • 約24時間の輸送中の精液温度は、5℃保存では時間の経過と共に低下し、最低1.1℃であった。15℃保存では最高15.4℃、最低8.9℃であった(表1、図1)。
  • 輸送後の精子生存指数は、2週間後において5℃保存で93.9、15℃保存で95と良好な数値を示した(表2)。
  • 成果の活用面・留意点
    1. この成績は、夏季のみの試験結果である。また、輸送後の5℃での精液保存は、家庭用冷蔵庫で対応でき、保存コストの低減化が図れる。
    2. クール宅配便を用いた5℃保存では、精液を採取し同温度の希釈液で希釈後に直ちに配送でき、輸送中に精液温度が自然に保存温度に低下するため作業が簡便に行える。
    図表1 215405-1.gif
    図表2 215405-2.gif
    図表3 215405-3.gif
    カテゴリ コスト 豚 輸送

    こんにちは!お手伝いします。

    メッセージを送信する

    こんにちは!お手伝いします。

    リサちゃんに問い合わせる