日本うずらの育成期・産卵期における飼料の粗蛋白質水準による窒素排泄量の低減

タイトル 日本うずらの育成期・産卵期における飼料の粗蛋白質水準による窒素排泄量の低減
担当機関 愛知県農業総合試験場
研究期間 1996~1998
研究担当者
発行年度 1997
要約 日本うずらの2週齢以降の育成期のCP水準を20%まで、また産卵期のCP水準を22%まで低下させても、発育、性成熟、生存率及びその後の産卵性、収益には大差はなく、排泄窒素量もそれぞれ15%、7%程度低減できる。
背景・ねらい 日本うずらの粗蛋白質(CP)要求量についての研究は近年あまり行われておらず、また、推奨値の多くは増体量や産卵率等を指標に求められており、経済性を加味した検討は必ずしもなされていない。また、近年、環境問題の高まりの中、排泄物中の窒素等の環境負荷物質が問題となっており、これらを低減する技術が求められている。そこで、これらの視点から、アミノ酸を添加した低蛋白質飼料が産卵性及び排泄窒素量に及ぼす影響について検討した。
成果の内容・特徴
  1. 育成期のCP水準を2週齢以降に24%から20%まで低減しても、発育、性成熟、生存率及びその後の産卵性には大差がなく、排泄窒素量も15%程度低減できる。(表1、表2、表3)
  2. 産卵期のCP水準を24%から22%まで低下させても、産卵性には大差はなく、24%に比べ、収益性が高くなる傾向にあり、排泄窒素量も7%程度低減できる。(表2、表4)
  3. これらのことから、日本うずらの2週齢以降の育成期はCP20%まで、産卵期はCP22%まで低減が可能である。
成果の活用面・留意点
  1. 現状では育成期CP20%、産卵期CP22%のうずら用飼料は市販されていないので、飼料の調達(自家配合、委託配合)が必要となる。
  2. 普及に移すには先進的農家での実証試験が必要である。
図表1 215414-1.gif
図表2 215414-2.gif
図表3 215414-3.gif
図表4 215414-4.gif
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