| タイトル |
リンゴジュースによる低コスト・効率的なハエの防除 |
| 担当機関 |
群馬県畜産試験場 |
| 研究期間 |
1998~1999 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1998 |
| 要約 |
果汁100%リンゴジュースを誘引液として、ペットボトルを容器として使用することで、低コストで効率的なハエの防除が可能である。
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| 背景・ねらい |
ハエの発生は家畜にとっても好ましくないが、それ以上に問題なのは、周辺住宅への飛翔拡散である。 最近では、イエバエ類から腸管出血性大腸菌O-157が検出されたとの報告もあり、畜産経営を続ける上で、大きな障害にもなりかねない。一方、ハエ防除の最も有効な手段として殺虫剤の散布が行われているが、抵抗性の獲得や散布の労力が問題となり、対応に苦慮している農家が多い。そこで、リンゴジュースを用いた簡易防除法を考案した。
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| 成果の内容・特徴 |
- 果汁100%リンゴジュースに粉末の有機燐系殺虫剤1%を混合し、2Lペットボトルを加工して作った容器(図1)に400mlずつ投入して、畜舎周辺等に設置する。
- ジュースは設置後3日(秋期は6日)目頃から市販誘引液等より誘引効果を発現するが、比較的短期間で減衰する(図2)ため、15日~20日経過した時点でジュースを200ml追加することで、誘引効果を1ヶ月以上持続させることができる(図3,図4,図5)。
- ジュースが微生物に分解される過程で臭気が発生し、ハエは、これに強く誘引されるものと推測される。
- 使用した容器1本に投入する誘引液にかかる1ヶ月あたりの費用で比較すると、市販誘引液区920円(400ml)、ジュース区101円(600ml)で約9分の1となり、殺虫剤を含めた容器1本当たりの費用は141円/月で、たいへん安価である。
- 容器は、自作が充分可能である。
- 畜産農家では、畜舎周辺への設置することで、周辺の住宅等へのハエの飛翔拡散を防ぐことができる。また、飛来するハエの対策で苦慮している周辺住民も利用可能である。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 飲み物に殺虫剤を混合し使用することになるので 、表示や取付けをしっかりとおこない、誤飲等が起こらないよう注意すること。
- ハエは春期から梅雨期には活発に飛翔しているが、夏期は直射日光を避けた日陰に集まりやすい。秋期になると再び飛翔するものの、肌寒い時期になると日溜まりに集まる。このような場所に設置すると効果的である。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| 図表5 |
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| カテゴリ |
病害虫
加工
経営管理
抵抗性
低コスト
防除
りんご
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