| タイトル |
イチゴ`彩のかおり'の安定生産技術 |
| 担当機関 |
埼玉県園芸試験場 |
| 研究期間 |
1998~1998 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1998 |
| 要約 |
`彩のかおり'の定植時期は9月中旬がよく、本ぽの窒素施肥量は2kg/aが適する。芯止まりの発生を軽減し、大果・良食味の特性を発揮するためには、親株は無病のウイルスフリー株とし、無仮植育苗した苗を用い、電照栽培する。
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| 背景・ねらい |
平成8年10月に品種登録された`彩のかおり'は大果で食味が優れることから、贈答・直売を中心に県内各地で栽培が始まっているが、`女峰'と栽培特性が大きく異なり、生産者による品質・収量の格差が大きく、芯止まり等の生育障害が発生しやすいことが明らかになっている。そこで、`彩のかおり'の高品質生産を図るため、特性に適合した安定生産技術について検討する。
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| 成果の内容・特徴 |
- 定植時期は9月中旬とし、無仮植育苗苗を用いる。
9月中旬に定植することによりポット育苗では12月中旬から、無仮植育苗では12月下旬から収穫が可能となり、1月末までの初期収量は`女峰'と同程度となるが、ポット育苗より無仮植育苗の方が収量・品質とも優れ、大果となる(表1)。
- 本ぽの窒素施肥量は2kg/a程度とする。
多肥栽培ではチップバーンや果実のがく焼けが発生しやすく、極端な少肥・多肥栽培とも収量が低下する(表2)。
- 親株にウイルスフリー株を用い、電照栽培する。
電照栽培による増収効果が大きく、特に上物収量が増加する。また、電照栽培ではウイルスフリー株による増収効果も認められる。電照は、11月下旬から2月下旬頃まで、生育に応じて電照時間を調節しながら実施する(表3)。
- 芯止まりは、親株をウイルスフリー株とし、電照栽培することにより軽減できる。また、ポット育苗より無仮植育苗、少肥より適正施肥で芯止まりの発生は少なくなる(表3、表4)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- うどんこ病に弱いので、育苗中及び定植後のうどんこ病防除を徹底する。
- 収穫適期の果皮色は明赤色(実際には明るい橙色)である。`女峰'のような赤色では過熟で、日持ち、食味とも低下するので、適熟期収穫を厳守する。
- チップバーンやがく焼けは多肥に加え、ハウス内の急激な乾燥及び高温管理により助長されるので注意する。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| カテゴリ |
病害虫
育苗
いちご
うどんこ病
乾燥
栽培技術
施肥
品種
防除
良食味
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