サルビア・ファリナセアの開花特性並びに露地越冬性

タイトル サルビア・ファリナセアの開花特性並びに露地越冬性
担当機関 茨城県農業総合センター
研究期間 1998~2001
研究担当者
発行年度 1998
要約 サルビア・ファリナセア系9品種の播種時期(2~6月各月の上旬)と開花期、開花時の草丈との関係を明らかにした。さらに、露地圃場での越冬後の再生率の高い品種は`アージェント'、`レファレンス'、`ビクトリアブルー'、`ビクトリアホワイト'である。
背景・ねらい 花壇苗類は、近年のガーデニングブームを追い風に生産が増加している。中でもサルビア・ファリナセアは、宿根性で栽培容易なガーデニング素材として注目されてきた。そこで、夏季出荷の作型を中心に、播種時期と開花期及び生育状況との関係を明らかにして、計画的な生産に資する。さらに、露地での越冬性の優れる品種を明らかにし、宿根性の特長を生かした品種選定のための基礎資料を得る。
成果の内容・特徴
  1. 播種期と開花期の関係は2月播種が6月初旬、3月播種が6月上~中旬、4月播種が6月下~7月初旬、5月播種が7月下旬、6月播種が8月中~下旬である。`ビクトリアホワイト'、`ビクトリアブルー'及び`アージェント'は、開花期がやや遅い傾向である(表1)。
  2. 開花時の草丈は品種によって異なり、`ストラータ'は低く、`ビクトリアホワイト'、`アージェント'、`ビクトリアブルー'は高い傾向である。また、播種時期によっても異なり、全体的な傾向としては、2月及び3月播種の場合は、4月以降に播種した場合に比べて高い(表1)。
  3. 露地圃場における越冬後の再生株率は、`アージェント'、`レファレンス'、`ビクトリアブルー'及び`ビクトリアホワイト'が高い。また、植え付け時期が早いほど再生株率が高い傾向であり(表2)、その後の生育、開花状況も良好である。
成果の活用面・留意点
  1. 栽培条件、露地植え付け場所の気候条件などに配慮して活用をはかる。なお、試験を行った当所の最寒月の平均気温は2℃、最低気温の平均は-3.9℃、極寒温度は-8.5℃である。
  2. サルビアは花穂が出現し、それが適当な大きさになったら出荷されるのが一般的である。本試験の結果は、あくまでも開花時における調査結果であることを留意する。
図表1 215811-1.gif
図表2 215811-2.gif
カテゴリ 栽培条件 サルビア 出荷調整 播種 品種

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