| タイトル |
チャ茎頂部からの効率的な不定胚形成方法 |
| 担当機関 |
静岡県茶業試験場 |
| 研究期間 |
1998~1998 |
| 研究担当者 |
|
| 発行年度 |
1998 |
| 要約 |
チャ`するがわせ'の茎頂部から誘導したカルスを用いて、浸透圧ストレスや抗生物質添加条件下で培養することにより、高頻度で不定胚を形成させることが可能である。
|
| 背景・ねらい |
組織培養技術を育種に応用するためには、他殖性植物では茎頂、茎や葉から高頻度で再分化させる必要がある。これまでに、チャでは子葉から不定胚を形成できることが報告されている。しかしながら、これまで茎頂、茎や葉からは安定的に形成させることができなかったため、その方法について検討する。
|
| 成果の内容・特徴 |
- `するがわせ'茎頂から誘導したカルスは、MSホルモンフリー培地で不定胚を形成する(表1)。
- カルスは、1~2mmの大きさで最も体細胞不定胚の分化率が高く、3mm以上のものからは全く形成がみられない(表2)。
- 通常の培地(MS+ショ糖0.09M)にマンニトールを0.31M添加した浸透圧ストレス下(不定 胚形成率25%…図1)や、抗生物質の添加(ハイグロマイシン5PPM:不定胚形成率43%…表3)条件下で培養することにより、カルスからの不定胚形成率を向上させることができる。
|
| 成果の活用面・留意点 |
- `するがわせ'以外の他の品種・系統についても検討する必要がある。
- 形成させた体細胞不定胚からの効率的な植物体再生方法については、今後更に検討が必要である。
|
| 図表1 |
 |
| 図表2 |
 |
| 図表3 |
 |
| 図表4 |
 |
| カテゴリ |
育種
品種
|