| タイトル |
品種利活用型茶生産販売システムの構築と経営的評価 |
| 担当機関 |
静岡県茶業試験場 |
| 研究期間 |
1998~1998 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1998 |
| 要約 |
中山間茶業地域における品種を利用した産地ブランド化を実現するための効果的な生産販売組織体制と品種導入が産地に及ぼす効果を明らかにした。
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| 背景・ねらい |
中山間地において基幹産業である茶業が生産構造の弱体化により衰退傾向にあり、今後の方向として高付加価値化による産地強化が重要と考えられる。一方、`やぶきた'一品種への偏重により、生産面では摘採の集中、流通面では製品の単一化等の問題が指摘される。そこで`やぶきた'以外の品種を活用した生産販売組織を確立することにより、中山間茶産地の体質強化を図る。また、品種導入が産地に及ぼす効果を経営的に評価する。
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| 成果の内容・特徴 |
- 茶流通業者の意向調査や他品目のブランド産地の実態調査により、`やぶきた'に替わる品種を活用した産地ブランド化の必要条件が明らかになった。これに基づき`おくひかり'の導入を積極的に推進している中川根町を事例にして、茶生産販売組織のあり方を検討し産地ブランド化の推進フロー図を作成した(図1)。
- 共同工場組合員への摘採状況調査から、`おくひかり'導入により茶期後半の摘採集中を緩和していることが明らかになった。
- 共同工場に`おくひかり'を30%を限度に導入した場合について、線形計画法により収益を最大にする時期別品種別面積を試算した。その結果、現状(`やぶきた'のみ)とほぼ同等の収益が確保されること、茶期後半の摘採集中の緩和とそれに伴う規模拡大性が増大すること等のメリットが明らかになった(図2)。
- 産業連関分析により、中川根町において茶業が及ぼす他産業の生産誘発効果は1.5倍程度と考えられ、遅場所への`おくひかり'導入による茶生産額の増大が町内産業全体へ及ぼす生産誘発額は約1億円になると推定された(表1)。
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| 成果の活用面・留意点 |
産地化を推進する上では関係機関の意識統一や連携が不可欠である。 今後は、`おくひかり'を消費者に認知させ`やぶきた'以上の評価を得るための方策を考えることが必要であり、差別化が図られれば導入による効果は更に増大すると考えられる。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
規模拡大
経営管理
高付加価値
茶
中山間地域
品種
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