| タイトル |
タイリクヒメハナカメムシによるイチゴのミカンキイロアザミウマ防除 |
| 担当機関 |
愛知県農業総合試験場 |
| 研究期間 |
1998~1998 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1998 |
| 要約 |
タイリクヒメハナカメムシの株当たり1頭2回放飼は、イチゴの難防除害虫であるミカンキイロアザミウマの発生を長期間抑制し、果実の被害防止効果も高かった。
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| 背景・ねらい |
1991年に県内で初確認されたミカンキイロアザミウマ(以下ミカンキイロ)は、侵入後数年で県下全域に発生地域が広がり、現在では野菜類や花き類の最重要害虫となっている。特にイチゴでは果実を直接加害するため被害が大きい。また、本種は種々の殺虫剤に対して高い薬剤抵抗性を持っており、薬剤のみでは防除が困難である。そこで当場でスジコナマダラメイガ卵を用いて増殖した捕食性天敵タイリクヒメハナカメムシ(以下タイリク)放飼による防除効果について検討する。
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| 成果の内容・特徴 |
- 4月下旬のタイリク8日間隔2回放飼は株当たり1~2頭の放飼密度で防除効果が高かった(図1)。
- 2月下旬からのタイリク株当たり1頭7日間隔2回放飼は、ミカンキイロが初期に高密度な条件では、ミカンキイロの密度が下がるまでに1か月程度要したが、4月中旬以降のイチゴ果実の被害を無放飼の1/4程度に抑えた(図2)。
- 同様の放飼は、ミカンキイロが初期に低密度の場合には、密度抑制効果が高くしかも2か月以上持続した。特にミカンキイロ幼虫密度の抑制が顕著でイチゴ果実の被害は軽微であった(図2)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 生物農薬としての登録が必要である。
- ミカンキイロが外部から侵入しないように施設の開口部には侵入防止ネットを設置することが望ましい。
- イチゴにミカンキイロと同様の被害をもたらす同属在来種のヒラズハナアザミウマは5月以降の高温期に前種より増殖率が高いため侵入防止を図る。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| カテゴリ |
病害虫
いちご
害虫
カメムシ
抵抗性
農薬
ヒラズハナアザミウマ
防除
薬剤
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