乳用雌子牛の省力的な哺育技術

タイトル 乳用雌子牛の省力的な哺育技術
担当機関 愛知県農業総合試験場
研究期間 1999~1999
研究担当者
発行年度 1999
要約 乳用雌子牛を省力的に哺育育成する技術として、哺乳回数を1日2回から1回に減少させ、哺乳期間を35日齢までとした。また、乾草の給与開始時期は離乳後(35日齢)とした。
背景・ねらい 自家育成牛による後継牛の確保は、能力が明確に判明した母牛からの産子であるため、牛群の改良にとって非常に有効と考えられるが、飼養規模が大きくなると、哺育育成に手間がかかり、酪農家の負担となっている。今回の試験では、自家育成で最も労力が必要と思われる哺育期間の省力化を図り、自家育成による後継牛の確保を容易にすることを目的とした。
成果の内容・特徴
  1. 初乳給与期終了後は1日1回代用乳450gを3kgの温湯で溶解して給与する。
  2. 代用乳は35日齢まで給与する(図1)。1日2回哺乳と比較して発育成績に差は認められなかった(図2、図3)。
  3. 人工乳は日量の上限を2.0kgとし、4日齢から90日齢まで給与する。
  4. 乾草は35日齢から給与を開始し、自由採食とする。乾草の給与開始時期を14日齢と35日齢で比較したが、発育成績に差は認められなかった(図4、図5)。
  5. 1日2回の哺乳を1回とし、35日齢で離乳できることから、哺育作業が大幅に省力化できる。
成果の活用面・留意点
  1. 省力的に自家育成できることから、乳牛の後継牛確保が容易となる。
  2. 離乳後は良質な乾草を給与する。
  3. 哺乳期間中は単飼で飼養する。
  4. 生時体重が40kg未満の牛は哺乳期間をやや長くする。
図表1 216015-1.gif
図表2 216015-2.gif
図表3 216015-3.gif
図表4 216015-4.gif
図表5 216015-5.gif
カテゴリ 省力化 乳牛

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