| タイトル |
横ひだの少ないヤマトイモ優良系統「千系53-16」の選抜 |
| 担当機関 |
千葉県農業試験場 |
| 研究期間 |
1999~1999 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1999 |
| 要約 |
ヤマトイモ 選抜系統「千系53-16」は、千葉県の主要品種「ふさおうぎ」と比較して、収量は同程度だが、横ひだの発生が少なく、上物率がやや高い。形状は、ばち形から棒形が中心で、乱れが少ない。
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| 背景・ねらい |
千葉県では平成元年にヤマトイモの選抜系統「ふさおうぎ」を品種登録し、現地で奨励普及してきた。「ふさおうぎ」は扇形で、収量性が高く、粘りの強い優良なヤマトイモであるが、栽培条件によっては形状が乱れたり、横ひだが多く発生するという問題点も指摘されている。横ひだが多く発生したいもはD品とされ、下位等級に分類されてしまう。そこで、「ふさおうぎ」と比較して、形状がまとまり、横ひだの発生しにくい系統を選抜する。
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| 成果の内容・特徴 |
- 「千系53-16」は、千葉農試が昭和53年に県内外の産地から収集した207系統から選抜した短デブ系の系統である(表1)。形状は、ばち形から棒形が中心である(表2)。
- 「千系53-16」は、「ふさおうぎ」と比較して、横ひだの発生が少ない(図1)。また、形状の乱れが少ないために下位等級の芋が「ふさおうぎ」よりも減少している。上物率は、栽培地域によるばらつきが見られるものの、「ふさおうぎ」と同等もしくはやや高く、20~25%程度である(表3)。
- 「千系53-16」の全収量は、「ふさおうぎ」と同程度で、1200kg/10a~1800kg/10aであるが、上物率が高いため、上物収量では優る(表3)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 形状の乱れや横ひだ発生の多いことが原因で「ふさおうぎ」の栽培が普及していない地域での活用が期待される。
- 栽培方法は「ふさおうぎ」に準ずる。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| カテゴリ |
栽培条件
品種
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