| タイトル |
PCR法による蚕病ウイルスの土壌からの診断 |
| 担当機関 |
埼玉県農業試験場 |
| 研究期間 |
1999~1999 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1999 |
| 要約 |
PCR法を用いることにより、土壌表面等から微量のカイコ核多角体病ウイルスを検出し、飼育環境汚染を把握することが可能である。
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| 背景・ねらい |
ウイルス病原の伝染経路を解明し、伝染環の遮断と健全蚕飼育のための環境管理技術を確立するため、PCR法による飼育環境の病原汚染診断法を確立する。
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| 成果の内容・特徴 |
- アルカリ液(0.1M Na2CO3)処理では土壌無添加で0.1M Na2CO3,60分間処理した対照と同様に土壌から蚕病ウイルスDNAのPCR産物を示すバンドが検出される。ピロリン酸ナトリウム液(0.1M NaPPi)処理ではバンドは検出されず、リン酸ナトリウム液(0.1M NaPi)処理ではバンドが検出できるが、DNA抽出液の希釈倍率が低いとPCRが阻害される(図1)。
- 核多角体を混和した土壌から検出する場合、多角体数104個以下では定量的PCR法による計測は困難である。また、室外に放置すると経時的にDNA数は減少する(図2)。
- 核多角体を混和した土壌について通常のPCR法と生物検定を比較した結果、PCR法により明確なバンドが検出された試料は核多角体病の感染が認められ、バンドが不明瞭な試料では条件により感染する場合がみられ、PCR法による検出と生物検定の間に大きな相違はない(表1)。
- 以上より、アルカリ液処理してDNAを抽出後、PCRを行うことにより、ウイルス病原による飼育環境の土壌汚染状況の把握が生物検定なしに短期間にできる。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 土壌から蚕病ウイルスDNAを抽出する場合、回収率が低下するため試料を多く(100g程度)採集する。
- 土壌を対象にPCR法を実施する場合、PCRのサイクル数を多くする(35~40回)。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
カイコ
管理技術
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