| タイトル |
甘がき主要品種の促成栽培における生育特性 |
| 担当機関 |
岐阜県農業技術研究所 |
| 研究期間 |
2000~2000 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
2000 |
| 要約 |
1月中旬加温開始の甘がきの促成栽培による生育促進反応は、早生・中生品種が良好で、収穫期が60-70日前進する。また、促成栽培した果実は露地栽培の果実と比べて高糖度となり、食味も良好である。
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| 背景・ねらい |
かきの促成栽培では、一部の産地で早生の渋がきである「刀根早生」等を導入して収穫期の前進化を図っているが、完全甘がきを導入している産地は少ない。また、近年育成された新品種の栽培法が各地で模索されているが、促成栽培における生育特性は明らかにされていない。そこで、促成栽培における新品種を含めた完全甘がき品種の生育反応と栽培適性を明らかにした。
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| 成果の内容・特徴 |
- 完全甘がきの促成栽培には、早生・中生品種である「新秋」、「早秋」、「太秋」及び「陽豊」の収穫期の前進効果が高い。1月中旬に被覆・加温(最低温度18℃)を開始し、6月中旬からはハウスサイドを開放して雨よけ状態で管理すれば、果実の着色も進み、収穫期は露地に比べて60-70日早くなる(表1、表2、図1)。
- 「新秋」、「太秋」、「前川次郎」は果実の肥大が良好となり、大果生産が可能である(表2)。
- 各品種とも露地栽培と比較すると糖度が高く、食味も良好でり、高品質果実生産ができる(表2)。
- 「陽豊」は、収穫期の前進効果が高い品種の中で、果色良好で、汚損果率が低く、果肉硬度が高く日持ち性に優れるため、総合的にみて促成栽培の適性が高い(表2)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 収穫期の判定は、果頂部の果皮色がカラーチャート値で、「太秋」は4、「新秋」、「前川次郎」及び「富有」は6、「陽豊」は6.5、「早秋」は7とした。
- 「新秋」は、果頂部とヘタ部の着色の差と糖度差が大きく、収穫適期の判断は難しい(表2)。
- 雨よけ栽培下でも「新秋」、「太秋」の条紋の発生と果面の汚れは防止できないが、高糖度で品質もよいことから、条紋や果面の汚れが発生する前に収穫すれば、有利販売が可能と考えられる。
- 「早秋」は収穫期が最も早くなるものの、増糖効果は他の品種に比べて低い。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
かき
カラー
新品種
品種
良食味
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