| タイトル | オキアミなどの音響反射特性を明らかにし,音響手法による精確な資源量推定を可能にするための研究 |
|---|---|
| 担当機関 | 水産情報工学部 |
| 研究期間 | 2006~2010 |
| 研究担当者 |
安部幸樹(水産工学研究所 海洋情報工学研究室) 資源情報工学研究室) 水産情報工学部 石井 憲(水産工学研究所 澤田浩一(水産工学研究所 |
| 発行年度 | 2007 |
| 背景・ねらい | オキアミは漁業の対象ともなっており,生態系では,イワシ類,アジ,サバ類などの魚類や鯨,オットセイ,ペンギンなど海産ほ乳類の餌生物として極めて重要である。このため,音響による資源量推定が求められている。しかし,オキアミの音響反射は弱く,実測が難しい。このため,理論モデル計算により音響反射特性が推定されている。そこで,本研究では,小型水槽を利用し,高精度な音響反射測定と信号処理を行い,理論モデルの検証を行った上で,資源量推定に必要なオキアミの体長とTSの関係を求めることを目的とする。 |
| 成果の内容・特徴 | 送受波器をターゲットを中心に周回させるシステムを開発した。このシステムでは,水平レーザーとカメラが装備され,懸垂されたオキアミを音響中心上に精度良くおくことができる。2006年4月に12尾,12月に7尾,周波数200kHzで活オキアミ類(ツノナシオキアミ,その他)の横方向からの音響反射測定を行い,音響散乱理論モデルによる計算値と極めて良い一致を示した。 |
| 成果の活用面・留意点 | ・測定システムの開発により,オキアミ類の精密な反射特性の測定が可能になった。 ・音響散乱理論モデル(歪波ボルン近似モデル,キルヒホッフレイモードモデルなど)の検証を行うことができるようになった。 ・歪波ボルン近似モデルでは,形状,媒体とターゲットの密度比,音速比が必要であるが,これらを精密に測定できれば,理論モデルにより,背方向の反射強度の姿勢による特性を求めることができる。 ・自然状態における姿勢分布に関する情報が得られれば,オキアミ一尾あたりの平均反射強度が計算できるようになり,音響による精確な資源量推定が可能となる。 ・今後,オキアミからハダカイワシ類まで,各種小型海洋生物の音響反射特性を明らかにすることができる。 |
| 図表1 | 230019-1.pdf |
| カテゴリ |
| スルメイカ漁場密度と資源量の関係 |
| マイクロコンピュータによるビデオカメラ間欠駆動装置の小型・省電力・多機能化 |
| コイ春ウイルス血症原因ウイルス(SVCV)の各種消毒剤による不活化 |